何故はじめて如何したいのか

立ち上げた経緯と何がしたいかを書く。これも各人で違うと思いますが、取り合えずメモ程度に書いてきます。


・初めに不満があった。不満は欲求と共にあった。不満は欲求であった。
 仕事の方のプロジェクトで不満があった。不満まで行かなくても、今のままではいけないのではという不安があった。共同で何かを作るとき、それぞれの持つ技術が相応の技術であるのか分からない。自分が経験してないことを他人が経験している可能性もあるし、その逆もある。自分一人で未知のことを如何勉強すれば良いのか。もっと実用的な教育も必要ではないか?じゃーやれば良いじゃない。同じ不満や必要性を持つ人たちで。
 これは現状に無いものが上から落ちてくるのを期待するよりは有意義だし、一人でやるよりも効率的だし、何より「三方良し」、誰も損をするわけでは無いってのがすばらしい。

・何も何も小さきものはみなうつくし
 とりあえず、3人で初めた。人数多いと予定がなかなか合わない。予定が合わないと間が空き、消滅する。此れに関しては4月のエントリーから今日に至るブランクが証明している。
 また、会をはじめたばっかであるので、色々な意見が出るだろうし、小さなことと思って取り逃すとここでも不満が溜まる。とりあえず試して、何が必要かまとめたり今後の方向性とか決めたかったしね。しがらみは少ないほうが良い。決めることはシンプルが良い。
 船頭多くして何とやら。あと、ソフトの開発って3人くらいがベストだ、とか言うしね。

・どこに立つべきか
 とりあえず、会社のリソース、開発中のコードをレビューすることによって、会的にも各人的にも、コストを小さくでき利益を双方得ることができる。各人のスキルアップやモチベが会社に貢献できるし、会で分かったことは会社にとっても知るべきことだろうし。なので、週1の1時間くらいは、無問題だと思う。
 だったら、会社の業務として勉強会を開けばいいのだけれど、それは会社が勉強会を受ける意見を汲み取った上でやれば良いこと。まで有るモノを害が無いのに無理に変える必要は無い。(環境が変わればそれに対応して色々変更すべきだが、だからといって全く性質の違うものを無理に合わせると碌な事がないのは、世の常。)
 じゃーこの会で勉強する意義は?
 会社の外から(但し会社内で行うことによる責任感を保持しつつ)、業務を考える第3者的なことや、会社ではできない有意義なことを自由に小回りを利かせつつできることだと思う。対抗は言いすぎだが、下っ端が思った意見が埋もれない、意思を汲み取ってくれるように目立つ、場合によっては、意見を取り入れざるを得ない力を出すための箱として。研修とかでは、新しいモノの見方で、現在当たり前になっていることを考え直していける自律した人になれとは言うが、そのような環境なのか、はなはだ疑問。甘えかもね。
 ともかく、新しい血を取り損なえば壊死してしまう。ただ駄目そうだから一緒に死のうという意味の無い一蓮托生よりも、「此処は俺が防いでおくお前は先に進め!」「分かった。すぐ戻ってくる。待ってろ!」「ふっ俺が居なくても意思は残るさ…」的な一連托生の方が幾分か意味があるんじゃないか。それには、若干違う機関であった方が、同時に潰れたりはしないだろう。対策を2重3重に行うように。

 つか、会社々々したらやる気がでないし、やれることが限られるだろう、だけど、会社の為にもなっている、だから、片足だけ会社に突っ込もう、もう片方は自分に使って良いよね、ということ。まーそれだけだね。それができれば良い。


・で、何をしたい?
 で、方向性が(どうなるかは置いておいて)固まって(できるかどうか、やっていいかどうかは別として)何をしたいのか。
・来る者拒まず去るもの追わずで、とりあえずは、同じ部の若手を引っ張り込む。
・部で詳しい人をオブザーバーやゲストとして招く。
・他の部も巻き込む。
・外部の人も。
・得た知見をまとめ改善を提案する。
・たまには会社以外で何かする。
色んな人が居る方が他人の知識や経験が溜まりやすいし、多くの人に知見は還元すべきだし。ただし、人が増えると大変なので、例えば5人組み位の規模で普段は各組でやって、時々合同で知識を同期したりする方法など、何か考えないといけないとは思う。
また今までどおり、
・レビュー
・開発
・blogでのまとめ、意見、話題提供。
あと、
・好きなこととか興味深いこととかテキトウなことをプレゼン、ディスカッションする。
 最低限共通の土台を築いた方が円滑に物事が進むと先のエントリーで書いたが楽しさが無いと続かない。楽しさってのは新しい発見、意外性、無かったピースを見つけることだと思われる。円滑さだけを追求すると退屈になる。会の必要性が無くなる。モチベが無くなる。なので、楽しさを取り込みたい。意見が飛び交うことのできる舞台を創りえたら、面白いものを上演しなければならない。
 じゃー、何を話すのか。例えば「デザインパターンの適応例」とか「アジャイルとは」。といった開発々々ものでなくても、「情報の検索、5つ方法」でも「名前付け方とソシュール」でも、もっと離れて「今日の面白動画」でも「ドキドキ☆縄文土器」「海洋学天文学に見る普遍性」「南北朝時代の征西府や奥州にみる小幕府体制とグループ経営の共通点と、歴史から見る弱点の対策と必勝の道について。」でも良い。
 つっても、後半はかなり会社でやるべきでは無いと思うけどね。というか、他でやってろって感じがヒシヒシと…。(置いといて。)そういう話題を肴にあーだこーだ言ってリフレッシュなり新しいアイデアの種拾いなり、ディスカッション能力やコミ力を鍛えたり、新しい世界を知り好奇心を引き出せモチベが得れるでしょう。
 そんなの意味あるの?例えば、進化論のダーウィンの祖父が主宰した月光協会とか見えざる大学とか別に、専門化が専門の事を論じたのではないのに、偉大な業績を挙げる人が輩出されています。ビルダーバーグ会議とかスカル・アンド・ボーンズ、哲学カフェ、結社、クラブ、、、ニコニコ技術部な、SNS…。みんな、色んな知識を持ち寄っていて、面白いこと興味深いことが沢山出てますよね。。つまり、"マルチに加速"すれば鼠算式にすばらしさが増えていく。


とりあえずそんなところで。
後は、何故blogを作ったか。そろそろチラシの裏に書いてろ、と言われそうだ。。。