PLCの開発 その03 共通イメージの構築
今回の予定はシーケンス図の作成でしたが、どういう感じで何をオブジェクトとして描けば良いかがわからない、という問題が持ち上がりました。
そもそも、作るものに対してある程度イメージを共有していないと相手が何を言っているのかわからなったり、食い違いが起きるので、UMLを書いたとしても各人であまりに幅の広いものができとり止めがなくなると思われます。つまり、分析する取っ掛かりが無く、実際に使う操作感やスタイルは伝わり難く、逆にそのスタイルを実現するための分析、設計も作れないと思われました。そこで、会の始めにホワイトボードで簡単にイメージを固めたました。その上でUMLを書くことである程度共通な部分が出てくるでしょうし、違う部分が出てくるはずです。これを考えることで曖昧なイメージを具体的なモデルに落とし込むことができると思います。ある程度、規模にしても、スタイルにしても範囲を絞ることで、考える土台ができると考えました。
ということで、今回はシーケンス図作成の前段階として、基本機能(設定などは於いておく)のイメージを説明することにします。
- 立ち上げて、ログインすると図のように参加者リストが表示されます。
- 参加者リストには個人と会話のグループが表示されます。
- 個人は現在その人かオンラインかオフラインかを知ることができます。
- グループは自分合わせて2人以上の参加者が有る場合、つまり、会話をしている組が表示されます。グループには参加している個人がぶら下がります。
- メイン画面の参加者リストで個人やグループを選択すると会話画面が開きます。
- グループを選択した場合、今までに話されてた会話を表示します。
- 会話に参加させたいオンラインの個人を追加させることができます。
- ウィンドウを閉じると会話のグループから抜けることができます。2人の会話であった場合はグループが解散されます。
社内で使用するということで、誰が話をしているかをオープンにしています。グループからの誘われる以外に、自らグループに参加できるようにします。途中参加でも会話の流れが分かるようにlogを表示します。これによって、情報の行き来を円滑化したいと思います。しかし、密かに話したい場合もあると思いますので、パスワードや人数を設定することで、クローズドなグループを実現することも考えられます。
このようなイメージを元に、基本機能のシーケンス図を考えました。結果は次回のエントリーになります。